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バリアフリーの懸念

神戸市須磨区さくら道 ずっと段差のない歩道が続いています。

 

 

最近、通学中の児童に車が突っ込む事故が多くなっている。

高齢者の運転だったり、スマホゲームしながらの運転だったり。

もちろんそれらも問題なのだが、私は道路の構造が気になってしかたがない。

 

近年、多くの道がバリアフリー化工事ということでガードレールを撤去したり、歩道と車道間の段差を無くしている。見た目もよろしい。歩行者にも優しい。

 

しかし、逆もありえるのである。

車道を走る車が何らかのアクシデントがあった時、そのままのスピードで何の障害もなく、歩道に進入することができる構造なのである。

 

私のうちの近所の道路も数年前に歩道を拡張する工事を行った。

見ると歩道と車道の段差がなくなり、歩道を歩く人がどこでも車道を渡ることがしやすくなっている。

小学校の通学路でもある。そんな「バリアフリー化」道路が増えている。

 

そもそも「バリア」というのは体を守るために必要なものでもある。

なんでもかんでも「バリア」を無くせばいいというものではない。

高齢者や障害者のことを考えるのであればやみくもにではなく、適切な対応が必要だと思う。

今後、高齢者ドライバーも増える。一方でスマホ運転に警察が取り締まりを強化する話も聞かない。

 

車から子どもや高齢者を守る「バリア」も必要なのである。

なんでもかんでも「バリアフリー」ではなく、少し、考えてみる時期に来ていると思う。

 

近藤英夫(一級建築士、京都造形芸術大学 講師)

 

 

| 近藤英夫 近藤英夫建築研究所 | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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