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ダイコウリビング様 羽毛検査室が竣工しました

ご訪問ありがとうございます。

「働く空間をデザインする」近藤英夫建築研究所の近藤です。


弊社で設計させていただいたダイコウリビング様の羽毛検査室が昨年末に竣工しました。

羽毛検査とは布団などに使われる羽毛の成分、混合率等を検査するものです。

JIS規格はあるものの義務付けではないため、100%輸入に頼っている日本ではほとんど行われていないそうです。(輸入元の成分表をそのまま信じるということ)いわゆる高級羽毛布団と言われているものは日本国内でも調べていると言われています。

 

どのような検査かというと

巨大な羽毛原料の入った羽毛から複数の検査用の試料を取り出し、

24時間恒温恒湿(20°c、65%)で保管した後、

清浄度、臭気、酸素係数、水分率、PH値等多種な検査を行うわけですが中でも大変なのが組成混合率検査です。検査用の羽毛試料(10cm角)の試験体から中の羽毛を一つずつ抜き取り、種類を選別し、質量を測定して、割合を調べるという根気のいる作業です。大きな息もできないし、集中力、忍耐力もいります。約1日かかるそうです。

 

JIS規格の詳細はこちら

http://kikakurui.com/l/L1903-2011-01.html

 

 

今回のクライアントのダイコウリビング様では長年、大手布団メーカーのOEM生産を多く手がけてこられて

実績はあるものの、ブランド力を今後伸ばしていきたいということで

布団の製作に際し、自主的な検査を行い、商品ブランドを高めることを狙いとしています。

検査室の写真の公開、WEBや商品に貼り付けるなどの展開、また小売店のバイヤーさんの見学等を考えておられ、

デザイン面と効率的な動線なども考慮する必要があり弊社で設計させていただくことになりました。

 

企業のコンプライアンスに対する姿勢が求められる中

社内外にむけてきちんとアピールしていく場をつくることはこれからの企業に求められるものになると思います。

 

多くの企業様に、こういう風に設計事務所をうまく使ってほしいと思います。

 

事務所の外観 工場の一部を改修。玄関サッシ、エントランススロープを新設

まず応接室 検査の概略の説明と検査室内部が覗けるようにしています。

検査室内部からエントランスを見る 検査の透明性を表現しています。

組成混合率検査中 ボックスの中に手を入れての検査です。集中です!

羽毛が散るので床は掃除のしやすいツルッとしたものに。奥の壁だけ意匠的に色を変えています。

左側の部屋は嵩高測定室。その奥に恒温恒湿室があります。

 

 

| 近藤英夫 近藤英夫建築研究所 | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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